Speed Wi-Fi NEXT WX02 ポート開放設定の説明

WiMAX提供モバイルルータ「Speed Wi-Fi NEXT WX02」のポート開放手順の説明です。WX02の特徴、インターネット側(キャリア側)通信能力に付きましては4×4MIMO技術採用するので「WiMAX 2+エリア内」であれば最大220Mbpsの受信速度(エリアによっては110Mbpsとなる場合もあります)でインターネットを利用する事が出来ます。基本的にWi-Fi専用接続モデルなのですが専用クレードルを用意する事で有線LAN接続も可能。本体がブロードバンド機能を内蔵するのでWi-Fi対応端末は最大10台(パソコンやスマートフォンそれにPS4や3DSにWiiU等)同時にインターネットを楽しむ事が出来ます。またNEC WiMAX 2＋ Toolを利用することでパソコンを使わずにスマートフォンからでもルータの端末情報とファームウェアアップデートを行うことが出来ます。
通信容量制限に付きましては、3日間で3GBです。目安はフルHD1分で概ね約170MBです。3000÷170なので17回ほど1分のフルHD動画を閲覧で3GBとなります。ホームページは沢山閲覧しても3日で3GBに到達する事はまずありえません。通信容量上限に達するとハイススピードプラスエリアモードは規制が最大2日発生しますが、キャリア通信モードをハイスピードモード(通信容量無制限、最大速度110Mbps)に切り替えてインターネットのご利用は可能です。WiMAX通信モードについて。
インターネット容量制限注意事項、「ギガ放題プラン」では無いとハイスピードプラスエリアとハイスピードとノーマルモードへの切り替えが出来ない成約があります。
WX02の無線LANのスペックは2.4GHz/5GHz帯に対応しますが無線周波数は切り替え式です。2.4GHz帯はIEEE802.11b/g/n規格に対応し最高速度は802.11n接続時最大300Mbps。5GHz帯はIEEE802.11a/n/ac規格に対応し802.11acモードで説即時は433Mbps、それ以外では802.11nであれば300Mbps、802.11aであれば54Mbps最大速度となります。尚、Bluetooth4.0のデータ転送能力は1Mbpsです。
有線LAN接続はクレードル(NAD32PUUを別途購入する必要があります)利用時、1000BASE-Tまでに対応するので理論上は1Gbpsまで速度は出ますがキャリア側の最大速度に準ずる。USBはバージョン2.0となるのでパソコンしか繋ぐ事は出来ませんが最大速度480Mbsp通信となりますがこちらもキャリア側の速度に準ずる。
肝心のWX01と何処が違うのか？通信スペックは同じです。ただ新型はワイヤレスチップ(キャリア側もWi-Fi側も)が新しいはずですので電波の強さと後はバッテリーの駆動時間が一割程スペックアップしている点です。基本的にルータは古い製品よりも新しい製品を入手するのが望ましい。

 設定画面を開く

パソコンから設定画面を開きます。http://192.168.179.1アドレスをInternetExplorerのアドレス欄へ入力しEnterキーを押すとログイン画面が出るのでユーザー名は「admin」、パスワードは自分が初めて設定画面を開いた時に設定した任意のパスワードでログイン頂くと設定画面が表示されます。

ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
設定画面が表示されたら「詳細設定TOP」へを開いて頂くと、ポート開放や接続設定及び無線LAN暗号化設定を変更する画面に切り替えられます。

こちらが詳細設定ページです。
 

準備IPアドレスを固定する

ポート開放説明を閲覧する前にグローバルIPアドレスオプション月額96円（消費税別）にご加入頂く必要が有ります。WiMAXのグローバルIPアドレスオプション申し込み方法。 その他注意事項としまして、楽天やイオンやヨドバシカメラ等WiMAXと直接ご契約以外のWX01端末はシェアードアドレス通信となる恐れがありグローバルIPアドレスを取得できない場合もありますのでモバイルルータのご契約は慎重にご契約内容をお調べの上ご購入頂くようお願い致します。
ポート開放したい端末のIPアドレスを固定します。

• Windows 7
• Windws 10
• PS4

IPアドレス 192.168.179.220
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.179.1
優先DNS 192.168.179.1
代替DNS 空欄

ポート開放する

詳細設定ページの「詳細設定」から「ポートマッピング」を開き「NATエントリ追加」項目に必要な情報を追加してポート開放させる事が出来ます。

ポートマッピングページを開いたら「追加」をクリックして必要な情報を入力します。
設定サンプルとしてWEBサーバ又はカメラそれにNAS等でよく使うTCP/80番の入力例をご覧ください。サーバソフトはインストール不要のANHTTPDを使えば簡単に通信テストを行うことが可能です。

• LAN側ホスト 192.168.179.220
• プロトコル TCP
• ポート番号 「80」-「80」
• 優先度 1
• 設定をクリックして保存

補足、優先度は追加設定をする場合2/3/4/5と繰り上がり指定して下さい。

以上で設定完了です。 その他、Minecraftサーバ動作の設定TCP/25565番の設定例です。

• LAN側ホスト 192.168.179.220
• プロトコル TCP
• ポート番号 「25565」-「25565」
• 優先度 1
• 設定をクリックして保存

UDPポートを設定する手順の説明。Minecraftポータブルエディション19132番を使って説明します。

• LAN側ホスト 192.168.179.220
• プロトコル UDP
• ポート番号 「19132」-「19132」
• 優先度 1
• 設定をクリックして保存

設定を追加出来たらUDPポート開放チェックを参照し回線チェックツールから手動ポート19132と変更し回線チェック。手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来るようになります。


説明は以上ですが突然速度が遅くなったりポート開放しなくなった場合は帯域規制の可能性が高いです。キャリ側の接続をノーマルモードに切り替える等して改善しないかお試し下さい。

その他設定とマニュアル・ダウンロード

• マニュアル(PDFファイルです)
• Wi-Fiつなぎかた