WXR-2533DHP2 インターネット家電に最適な無線ルーターのポート開放設定説明

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バッファローから2016年6月に発売される強力な電波で自宅のWi-Fi端末を繋ぐ事が出来る無線ブロードバンドルーター「WXR-2533DHP2」のポート開放設定の説明です。
WXR-2533DHP2の特徴としては端末位置を把握して電波を届けるビームフォームング対応で大型可動式のアンテナを搭載するので横方向と縦方向に無線電波を届けやすく20坪程度のご自宅ならほぼすべての端末の無線LAN接続をカバーする事が出来る可能性がある。またとてもわかり易いプッシュスタート方式でiPhone以外の端末は本体のWPS/AOSSボタンを押すだけでWi-Fi設定を完了できるので、今流行りの地デジレコーダーのサーバー機能(外出先や自宅内でWi-Fiを通してスマートフォンやパソコンでテレビを視聴出来る機能)を簡単に活用する事が出来る。
無線LANのスペックは2.4GHz/5GHz帯マルチバンド対応しIEEE802.11b/g/n/a/ac規格に対応。2.4GHz帯の最高速度は802.11nモード接続時800Mbps、5GHz帯の最高速度は802.11acモード接続時1733Mbps。
有線WAN(1ポート)/LAN(4ポート)のスペックは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応、インターネット接続は最大1000Mbps全二重。
ルーター以外の使い方。無線中継器のとCONVERTER機能を持ちます。とても広い環境でご利用ならこの製品を二台または三台設置する事で無線電波を隅々まで届ける事が出来ます。
PPTPサーバーに対応しているのでポート開放しなくてもVPN接続する事で自宅のネットワークに入る事が出来ます。カメラやNASに手軽にアクセス出来るのと、VPNを経由する事でProxyサーバーの代替とする事も可能でインドネシアや中国で閲覧できないサイトがある場合VPN接続する事で見られるようになります。USB3.0インターフェースを一つ搭載するのでUSBメモリや外付けHDDを繋いで簡易NASサーバーを構築できる他、USB対応プリンターを繋ぐと排他式プリンターサーバーを簡単に構築する事が出来ます。
補足事項、WAN側の速度1000Mbpsを超えるインターネット速度は出ません。また5GHz帯のWi-Fi電波は障害物に弱いのでバッファロー公式サイトにある最大1733Mbpsを自宅内全てに繋ぐ事は難し。PS4/3、WiiUは2.4GHzにしか対応しないので5GHz帯の802.11acで繋ぐことは出来ません。
WXR-2533DHP2 本体
 

パソコンなどで設定画面を開く

バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。次の様にログイン画面が表示されたら次の情報でログインします。

  • ユーザー名に admin
  • パスワードに password

注意事項、広告を無効にするアドブロック等をブラウザにセットアップされている場合正しく設定画面が出ないので、もし設定画面が出ないアクセス出来ない場合はそれらのサービスを停止してください。
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パソコン以外の端末からも設定変更を加えることが出来ます。機種別を参考にログインして作業ください。

もしも192.168.11.1のURLで設定画面が開かない場合ブリッジモード(ルーター機能無効)で動作している事が原因の可能性が高いです。
動作モードをルーターモードに切り替えるには本体の背面のスイッチで切り替えられます。
本体の横にある図の1番のスイッチ「AUTO」と「MANUAL」スイッチをMANUALに切り替えます。
2分待ってから図の2番のスイッチ「ROUTER」と「AP」と「WB」切り替えスイッチをROUTERに切り替えます。
それからモデムと本体を繋ぐ場合は後ろの青い差し込みに必ず繋いで下さい。スイッチを切り替えて2分してからパソコンを再起動して192.168.11.1へアクセス出来るかをお試し下さい。
補足、切り替えスイッチの説明。
ROUTERはルーターとして動作
APはアクセスポイントモードHUBの様な動作モード
WBは無線中継モード及びコンバーターモードです。
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ルーターモードでもアクセス出来ない場合詳しくはルータにログインできないページを参照下さい。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。

準備

まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。基本的にIPカメラ関係も下記のパスで構いません。UPnPで自動的にポート開放できるはずなのですが、もしも外部アクセス出来ない場合は手動で80番の設定を追加下さい。

IPアドレス:192.168.11.30
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
優先(プライマリ)DNS:192.168.11.1
代替(セカンダリ)DNSは空欄で構いません。
固定できたら必ずパソコンを再起動ください。

ポート開放設定を追加する

ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
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左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
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ポート変換にある以下の項目に必要な情報を追加します。注意事項としましては同じポート番号や重複ポート番号の設定は出来ないのでご注意ください。
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設定サンプルとして幾つか例を掲載するのでそれを参考に任意のポート番号とプロトコルに変更して設定をしてみてください。
まずは基本的によく使う設定TCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)

  1. グループ、新規追加:server
  2. Internet側IPアドレス:変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート:80
  5. LAN側IPアドレス:192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で設定完了です。TCPポートを任意のポート番号変更してソフトやサーバー別でポート開放する事が出来ます。
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その他ご質問の多いプレイステーション関係です。UDPの3074のポート開放をしたいと言うご質問が多数ありますので以下を参考に設定を追加してみてください。

  1. 新規追加 play
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に3074
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で作業完了です。
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UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。

  1. 新規追加、mctpeserver
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に19132
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.80
  6. 新規追加

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以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。
もしもポート開放出来無い場合は二重ルーターになっていないかを確認して下さい。
ステータスからシステムを開きます。
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図のステータス画面のWANの一覧にあるIPアドレスを調べて下さい。IPアドレスの開始値が192なら二重ルーター環境です。このルーターにポート開放せず上流のルーターにポート開放して下さい。
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説明は以上です。

その他設定例

説明書とスマホ用設定アプリ

 

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