バッファローから2014年12月発売のiPhoneで撮影した写真を手軽にルータのNAS機能に写真を保存させる事が出来る高機能無線ブロードバンドルータWZR-S1750DHPのポート開放設定手順の説明です。特徴は何と言ってもUSB32GBフラッシュメモリが同梱されていてこれを本機のUSB2.0インターフェースに取り付け、無料アプリの写sync アプリ(iPhone/iPad専用)をセットアップすれば手軽にこのバッファロールータに取り付けたUSB32GBフラッシュメモリにバックアップ保存が出来るサービスを利用する事が出来ます。詳しくは写sync説明書を御覧ください。
無線LANのスペックは、2.4GHz/5GHz帯マルチバンドで5GHzの802.11acモード接続なら最大1300Mbpsの無線速度を出すことが出来ます。iPhone6との相性も抜群だと思います。その他2.4GHz帯であれば802.11nの倍速モードじ最大300Mbpsの速度となり電波も遠くまで届ける事が出来るビームフォーミングに対応。端末の位置を把握して狙って無線電波を届ける事が出来ます。
有線LAN/WAN側も1000BASE-Tまでに対応するので1Gbpsのインターネットに対応します。v6プラスへはそのままでは対応出来ないのですがNTTホームゲートウェイに本機を繋いで強力な無線LAN環境を簡単に構築する事が可能です。その他フレッツ光隼にネクスト、各種1ギガビットインターネットに対応可能ですし既存のADSLやCATV同軸インターネットサービスにも手軽に導入する事が出来ます。
その他の機能としては、スマートフォンで操作対応CSSを実装(バファファロースマホアプリステーションリーダーをセットアップください。)。シマンテックのNorton ConnectSafeに対応、シマンテック社が無料で提供するセキュなドメインネームサーバーを利用し未成年者の安全なインターネットを確保します。内蔵サーバー機能としてはPPTPサーバー(同時最大3セッション対応)にUSBケーブル接続対応プリンターのプリントサーバー機能にNETBIOSを使ったNAS機能を提供する事が出来ます。NASを使ったWEBサーバー機能はありませんがVPN接続(PPTP)させる事で代替としてファイルサーバーとして利用は可能。ルータや無線アクセスポイント以外の利用方法として無線中継器として動作させる事も出来ます。(無線コンバーター機能は無い。)
その他の使い勝手に付きましては、AmazonのWZR-S1750DHPユーザーレビューも参考になると思います。
パソコンなどで設定画面を開く
バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に”admin”パスワードに”password”と入力すればログインして設定画面を表示させる事が出来ます。
パソコン以外の端末からも設定変更を加えることが出来ます。機種別を参考にログインして作業ください。
もし万が一192.168.11.1のURLを開くと「エラーページを表示できません」とエラーページが出てくる場合ブリッジモードで動作している可能性があります。この場合本機にポート開放する事は出来ませんが他の用事がある場合(例えば無線LAN速度を倍速にしたい、MACアドレスフィルタリングしたい)に一時的にルータの設定画面を開きたい場合は次の本体の後ろのスイッチを切り替えて頂ければ192.168.11.1へアクセス出来るようになるのでお試しください。
- ONに切り替えます。
- AP/WBはAPです。WBは中継モードです。
補足、切り替えスイッチ1番の説明。ONはルータモードです。OFFはルータ機能無効のブリッジモードです。2番のスイッチはAPがルータやブリッジモードで使う時(通常はこちら)、WBは無線電波中継モードの時に切替えます。
動作モードを確認する方法。本体前面にある「ルーターLEDランプ」で動作モードを確認できます。
- 青色点灯ならルータモードです。
- 橙色点灯なら自動判別モードです。
- 消灯ならブリッジモードです。
ルータモードでもログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。
準備
まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。
IPアドレス:192.168.11.60
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
優先DNS:192.168.11.1
代替DNSは空欄で構いません。
固定できたら必ずパソコンを再起動ください。
ポート開放設定を追加する
ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
設定例としてWEBサーバーや防犯カメラ等でよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)
- グループ、新規追加:wsv
- Internet側IPアドレス:変更しません
- プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポート:80
- LAN側IPアドレス:192.168.11.60
- 新規追加
以上で設定完了です。TCPポートを任意のポートに入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
補足、LAN側ポートは空欄で構いません。もしもポート変換したい場合指定する形になります。例えば次の様に設定してANHTTPD動作ポート80で18888でポートチェックしてみてください。問題なく到達出来るはずです。
これはセキュアにサーバーを動作させたい場合や何らかの理由でポート番号が重複する場合に使うテクニックです。
- グループ、新規追加:wsv2
- Internet側IPアドレス:変更しません
- プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポート:18888
- LAN側IPアドレス:192.168.11.60
- LAN側ポート:80
- 新規追加
その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。
- 新規追加、mct
- Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
- プロトコルは任意のTCPポートを選びます。
- 任意のTCP/UDPポート右側空欄に25565
- LAN側IPアドレスは192.168.11.60
- 新規追加
以上で作業完了です。
UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。
- 新規追加、mobilepe
- Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
- プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
- 任意のTCP/UDPポート右側空欄に19132
- LAN側IPアドレスは192.168.11.60
- 新規追加
以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。
もしもポート開放できないなどの問題がある場合は二重ルータ問題かプライベートIPアドレス契約等の事情があるかもしれませんそれの確認を行ってください。手順は詳細設定メニューのステータスを確認してください。
ステータス一覧の”Internet”表内にあるIPアドレスこれをWAN側IPアドレスと言うのですが、このアドレスがポート開放したいパソコンのIPアドレスで開いたグローバルIPアドレスと同じである事を確認して下さい。同じであればポート開放できるはずです、ルータの設定に問題ない場合はパソコンウイルス対策ソフトに搭載されるファイヤーウォール設定等を一時的に無効化等で原因切り分けしてください。
補足、もしWAN側IPアドレスが192から始まる数字なら二重ルータの可能性が高いです。この製品を冒頭説明にありましたスイッチ切り替え操作でブリッジモード動作に切り替えて上流にあるブロードバンドルータにポート開放を設定しなおしをお願いいたします。また、172や10から始まる数字の方はプライベートIPアドレス契約です。インターネットのご契約を変更頂かないとポート開放することは出来ません。また、フレッツ光のv6プラスの方はIPv4接続に切り替えて頂く必要があります。
その他設定例
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