Aterm WR8175N ポート開放

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NECのWR8175N(PA-WR8175N-HP)無線ブロードバンドルータのポート開放手順の説明です。WR8175Nの特徴は、だれでも気軽にブロードバンド環境を導入できるらくらくネットスタートに対応している点です。例えばフレッツやeo光等でPPPoE広帯域接続設定が必要な場合は繋いだパソコン画面上にプロバイダの接続IDと接続パスワード入力画面が表示されるのでそこに契約情報のIDとパスワードを入力すればブロードバンドルータ環境の完成となります。後は無線LAN関連ですが、これもかんたんらくらく無線スタートボタンで簡単に設定が完了します。
通信性能ですが、有線LAN/WAN側ポートそれぞれ100Mbpsまでしか対応しないので、フレッツ光ネクストやauギガ光、それにJCOM160Mbpsには繋がりますが不向きです。(接続速度損失、最大100Mbpsしか出ません)。適当な回線はフレッツADSLやフレッツ光プレミアム、Bフレッツなら最適です。無線LANはIEEE802.11b/g/nと標準的な無線通信速度となります。
その他役立つルータ内蔵サービス、USBフラッシュメモリNASサービス、USBWEBカメラを繋いで防犯カメラとしても運用可能、DDNSサービス、wol対応、スマートフォンや各種Wi-Fiゲーム機対応Webフィルタファミリースマイルを搭載。これがあれば今問題になっている3G通信以外にもセキュリティフィルタリングを施すことが出来ます。
対応端末はパソコンはもちろん、PSP、DS、Wii等全てのWi-Fiゲーム機、Androidスマートフォンやタブレット、アップルのスマートフォンやタブレットもつなぐことが出来ますし、無線プリンターも繋がります。その他の情報はAmazonのユーザーレビューが参考になると思います。AtermWR8175N

設定画面を開く

パソコンから設定画面を開きます。(備考PS3やPSPからも設定画面は開くことが出来ポート開放設定も可能です)
http://192.168.0.1 又はhttp://web.setup/ こちらのアドレスをInternetExplorerのアドレス欄へ入力しEnterキーを押すと以下のログイン画面が表示されますのでユーザー名とパスワードを入力頂くと設定画面を表示する事が出来ます。
ユーザー名は admin
パスワードに****と入っている場合はそのままOKボタンかログインし設定画面を表示出来ます。
何も入力されていない場合は admin 又は任意で設定されたパスワードを入力下さい。

注意:ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。
続けてポート開放する方は下記の方を参照下さい。

準備IPアドレスを固定する

ポート開放したいサーバもしくはアプリケーションをセットアップしているパソコンのIPアドレスを次の値に固定してください。
注意事項、固定する前にIPアドレスを確認しデフォルトゲートウェイが192.168.0.1である事を確認してから作業下さい。

IPアドレス:192.168.0.80
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1
優先DNS:192.168.0.1
代替DNSは空欄で

ポート開放設定をする

設定画面が表示されましたらフレッツとeo光それからYAHOOフレッツの方は接続先番号1が接続中となっていることを確認の上(CATVやYBBADSLの方は確認する必要はありません)。もしも接続先2や3が接続中の場合はポートマッピング設定の接続先を変更してから作業下さい。

次にポート開放設定を作成するポートマッピング設定画面を開きます。
メニュー左側の詳細設定からポートマッピング設定メニューを選択します。
表示された画面の上の方にある接続先番号が、上記の画面で確認頂いた有効な設定番号していしているかを確認し、追加ボタンをクリックして入力作業を行います。

ポートマッピング設定 エントリ追加画面に切り替わるので必要な項目にそれぞれ入力します。
入力項目説明
LAN側ホスト:パソコンやプレイステーション、Wiiもしくはネットワーク対応等WEBカメラのIPアドレスを指定(開放したい機器のアドレス)
プロトコル:TCP又はUDPもしくは両方を選択します。
ポート番号:anyのチェックを外し開放したい個別のポート番号を入力します。
因みにanyにチェックを入れて、ポート番号未指定の場合ポートは全開となります。
優先度:1から50まで指定出来ます。通常1から指定し、複数設定を追加する場合は2,3,4,5と繰り上がっていきます。

WEBサーバポート開放設定例

サンプル設定としまして、WEBサーバのポート開放設定を掲載しますので参照下さい。
ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

  1. LAN側ホスト:192.168.0.80
  2. プロトコル:TCPを選びます
  3. ポート番号はanyのチェックを外して「80」-「80」とします。(anyのチェック入れたままポート番号未指定はポート全開になります)
  4. 優先度:1

備考:設定ボタンを選択して前のページに戻るのですが設定画面にはニーモニックとしてweb表示に切り替わりますが問題ありません。

前のページ戻るから以下の画面に戻ります。設定を保存すれば作業完了です。

上記作業完了してもポート開放出き無い場合はパソコンのファイヤーウォール関連の設定をご確認下さい。

その他のポート開放設定例

ポート範囲を指定してみる。例えば連続するポート番号や広い範囲連続するでポート番号を指定する場合は次の様に指定します。例、BJDのFTPサーバ20-21番までの範囲指定をする場合

  1. LAN側ホスト:192.168.0.80
  2. プロトコル:TCPを選びます
  3. ポート番号はanyのチェックを外して「20」-「21」とします。
  4. 優先度:1

設定から前のへ戻るから保存で作業完了です。

近年ご質問の多いminecraftのサーバ設定です

  1. LAN側ホスト:192.168.0.80
  2. プロトコル:TCPを選びます
  3. ポート番号はanyのチェックを外して「25565」-「25565」とします。
  4. 優先度:1

以上です。

UDPポート関連のお問い合わせも増えているので次の設定を作ってテストしてみましょう。

  1. LAN側ホスト:192.168.0.80
  2. プロトコル:UDPを選びます
  3. ポート番号はanyのチェックを外して「10800」-「10800」とします。
  4. 優先度:1

ルータの保存を選択し次にに、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。

その他の説明 マニュアルダウンロード

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