AtermのWR8175Nに繋いでいるパソコンのポート開放が出来ない場合や、各種端末例えばスマートフォンをWi-Fiにつなごうとしても設定は完了するけどまったくインターネットにつながらない場合の確認項目説明、WAN側IPアドレスの確認手順です。
WAN側IPアドレスはルータの上流側IPアドレスです。これに問題がある場合通信できなかったりポート開放することが出来なかったりします。ポート開放できないもう一つの原因UPnP不具合問題などもありますので問題のある方はUPnP無効の説明もご覧ください。
手順
パソコンからルータの設定画面を開きます。Aterm WR8175N ポート開放を参照下さい。情報から現在の状態を開きます。
開いたページのまず上の方を見て下さい。現在の状態PPPoEまたはDHCPにわかれていると思います。まず現在の状態DHCPのWAN側IPアドレス確認説明です。ページ下の方に移動してもらうとWAN側状態IPアドレス/ネットマスクの表を見て下さい(netmaskは関係ないです)、左側のIPアドレスが例えば192.168.1.2等192から始まる番号であれば二重ルータ環境です。WR8175Nと繋いでいるモデムにルータ機能があるのでポート開放出来ない原因になります。これを解決するにはWR8175Nをブリッジモード(アクセスポイントモード)にして頂く必要があります。もう一点、192以外で10番や172番から始まるIPアドレスが表示されている場合はポート開放できないインターネット契約となります。この事例の場合はインターネット契約をフレッツ光やJCOMもしくはeo光などのグローバルIPアドレスを割り当て出来るインターネットにお引越しが必要です。詳しくはプライベートIPアドレス契約とはをご覧下さい。
DHCP動作状態で、繋がらない問題の場合、上と同じ資料ですが図のIPアドレスに何も表示が無い、または全て0.0.0.0等である場合は、WR8175Nが外部と通信できる機器に繋がっていないことになります。モデムと繋いでいるLANケーブルを正しくぐいっと差し込まれている等の確認が必要です。もしくはCATVの方で以下の症状の場合は、CATVモデムの主電源を10分-20分切ってから電源をつけてみて下さい。そうすれば下記の項目にIPアドレスを取得出来るようになりインターネットに繋がるようになると思います。
PPPoEモードの説明です。画面下の方に図の様に接続1から5まであります。一般的には接続1の表にIPアドレスが表示されているはずなのですが、もしも例えば接続先2や3にIPアドレスが表示されている場合は、ポートマッピング設定を作成する時に上の項目から接続先1から以下IPアドレスが表示のある接続先番号に変更してからポート開放設定を作成しないと正しくポート転送されません。また何れの表も未接続の状態であれば、PPPoE広帯域接続設定を作成する必要があります。広帯域接続は設定しているけど時々全て未接続になる場合はこちらの問題です。パソコンをインターネットにつなぐと他のパソコンが繋がらない。これはAterm特徴のブリッジ機能による問題です。元々ルータ無しでフレッツを使っている場合に発生する症状です。
説明は以上です
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