PPPoE 広帯域接続が出来るインターネット回線

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インターネット接続

PPPプロトコルをEthernet(イーサーネット通称LANカード)を経由してインターネット通信させる手順の説明です。余談ですが昔はPPPプロトコルを使って、RS-232CやPCIまたはISAバスに接続されたアナログモデム(音声をデジタル信号に変換する機器)を使ってインターネットを行っておりました。また懐かしいところではパルスとプッシュと言う方式がありこの設定もなかなか厄介を極めました。
PPPoE接続のメリットとしましては、ポート開放しなくてよい。ルータのスループット(データ転送処理能力)に左右されず高速インターネット接続が出来る。不必要なインターネット接続を行わないのでセキュリテ上安全なネットワークとする事が出来る点です。
デメリットとしましては、複数のパソコンもしくはプレイステーション等の家庭用ゲーム機を繋ぐことが出来ない。ましてやPPPoEに対応しない任天堂DSやWiiをインターネットに繋ぐことができなくなる。IP電話を利用できなくなるデメリットがあります。この問題を解決するにはNTTインターネット回線ご契約であれば2セッション契約で回避させる事ができます。(2セッションとは

PPPoE対応インターネット回線

NTTフレッツ光及びADSL:これらの回線は基本的にフレッツ網とよばれる地域IP網に相互接続している各プロバイダにPPP認証しインターネット接続を可能とします。最近ではプロバイダの中にYAHOOも含まれています。
アッカネットワークス:アッカネットワークスも基本的に広帯域接続になります。ただNTT回線の様にセッション数を増やす事はできません。

PPPoEに対応していないインターネット回線

以下の回線の方は、複雑な設定を行わなくともパソコンやプレイステーション3であればLANケーブルをモデムかルータに繋ぐだけでインターネット接続を開始する事ができます。
イーアクセス:PPPoA(PPP over AT)方式を用いているので互換性のある通信ソフトは皆無。よってPPPoAをサポートするルータが必ず必須になります。逆に申し上げると、双方向通信を行うには必ずポート開放が必要になります。
YAHOO:上記何れの方式にも該当しない回線です。方式としましてはハードウェアに登録されている機器番号であるMACアドレス認証と言う方式で直接ハードウェアにグローバルIPアドレスを割り当てる事も可能。但しYAHOOモデムからレンタルされるモデムの電源を20分もしくは場合によっては20時間電源を切ってからモデムの電源を投入し、YAHOO側でMACアドレス登録情報更新しないとグローバルIP通信以下でも一部通信ポートの制限を受ける場合があります。
CATV:テレビ放送を送信する同軸ケーブルを引きこみモデムを設置して各クライアントをインターネット接続させる方式。一部CATV会社ではローカルエリアネットワーク方式を用いてプライベートIPアドレス割り当てのサービスもあります。設置されるモデムまたは登録した機器に割り当てられたMACアドレス認証方式となります。
説明は以上です

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