ネットワークカメラの各種説明
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- CS-W05NM
- ネットワークカメラをテストする。(自宅サーバの動作確認方法)自宅サーバの動作を確認する手順から参照下さい。
赤外線対応且つ、無線LANでご自宅のネットワークに繋いで運用できる防犯カメラの設定手順の説明です。品番はOEM提供製品の為、個別に複数存在します。IPPT250
/ ip-camera-002A / S61/S113等の品番が付けられているのですが、基本的に以下の様な製品なら同じ設定作業となります。備考、念の為ですが設定にはパソコンが必要です。可能であればWindowsパソコンをご用意下さい。
まず有線LANでルータと繋ぎます
有線LANケーブルを使って、ご自宅にあるブロードバンドルータに繋ぎます。ipcamtools.exeを起動し、IPカメラの取得IPアドレスを控えて設定画面を開きます。赤い枠がカメラのIPアドレスです。無線で繋いでいる場合はWi-Fi側右側表示のIPアドレスでカメラを開くことが出来ます。青い枠がポート番号です。デフォルトポートは81を利用する様子。マニュアルPDFより
備考、複数台同カメラを設置している場合81番デフォルトポートですがLAN内のみアクセスならそのままでも構いません。外出先からカメラへアクセスする場合は81番ポートは一台だけしか使えません。複数台外部アクセスを行う場合は8081番等個別に異なる動作ポートを設定頂く必要があります。
カメラを見たり設定画面を開く場合は、”Open Device”を選ぶと開きます。
ログイン画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードにそれぞれadminと入力してログインすれば、映像を見たり設定画面を表示することが出来るようになります。
無線LANで繋ぐ場合
自宅又は事業所内にある無線ブロードバンドルータにカメラをWi-Fi(無線LAN接続)させる場合は、無線ブロードバンドルータのSSID名と暗号化キーを調べてから設定頂く必要があります。簡単にメーカー別で説明ありますのでお手元の説明書も合わせて参考に接続設定を完了して、有線LANケーブルを抜いて任意の場所にカメラを設置ください。
- RT-400NE(NTT)
- WR8700N(NEC)
- トリオモデム3-G plus(YAHOOBB)
- LAN-WH300N/DR(エレコム/ロジテック)
- WZR-HP-G450H(バッファロー)
- CG-WLR300GNH(コレガ)
- WN-AG300DGR(IOデータ)
- MZK-WG300DX(プラネックス)
- FON
- WAP/WRT 54G(シスコ/lincsys)
- WNDR4500(NETGEAR)
- WH802S(コミュファ、ピカラ)
- GL04P(イーモバイル)
- eo光
- BL900HW(au/ホームゲートウェイ)
- au Wi-Fi WALKER LTE(auモバイル)
- HW-01C(DOCOMO)
- 任天堂Wi-Fiアダプタ
- URoad-8000(WiMAX、Atermは上のNEC共通です)
- 102HW(ソフトバンク)
IPカメラの無線LAN設定を行うには、ネットワーク接続(Net Connection)を開き、無線接続(Wireless Connection)を開きます。
無線設定の説明なのですが、バッファローさんの無線LAN設定カードで説明します。SSID名ですが全般的に802.11g規格で繋ぐ場合は、どこのメーカーさんも末尾にgがつくものが一般的となっており、802.11acやa規格のものは末尾同様にac/afが付加します。802.11acやa規格は通常の無線LAN機器は対応しませんので末尾gが付属するSSID名を選んで設定します。サンプル図であれば赤い枠の方のSSID名(例、Buffalo-G-1EEA)、暗号化キーは共通で下の青い枠のもので設定します。
上記設定情報を控えたら、IPカメラの無線接続設定の項目に入力します。有効のチェックボックスにチェックを入れてください。SSID名はてコピーしてWi-Fi
Routerの項目に貼り付けして頂ければ間違えないと思います。暗号化キーは控えたものを入力して、右下保存(Save)です。以上で作業完了なのですが、もしポート開放しなければならない場合はこの項目でIPアドレスを固定された方が望ましいかもしれません。
カメラのIPアドレスを固定する場合は、無線/有線LAN側と同じアドレスに設定しないようにしてください。値の方ですがこちらの説明ipcamtools.exe表示のWi-Fi IPで確認できたIPアドレスの一番最後の数字に10を足した数字でアドレスを設定して頂ければ大丈夫だと思います。サブネットマスクとデフォルトゲートウェイとDNS情報ですが、基本的に家庭向けブロードバンドルータのアドレス割り当て範囲クラスCが一般的ですので、サブネットマスク(SubNet
Mask)は255.255.255.0、ゲートウェイ(Gateway)はipcamtools.exe確認のアドレスの末尾1が一般的となります。(マルチキャストアドレス)。例えば192.168.1.123と言うカメラのIPアドレスでアレアば192.168.1.1マルチキャストアドレスがゲートウェイとDNS項目に適用するアドレスとなります。
IPアドレスを固定する
無線LANの場合は、Wi-Fi設定を行う画面の下に設定項目があります。
有線側は、Wired Connectionメニューより設定頂けます。
有線側、無線側の入力項目ですが、ポート開放説明の幾つかの例をご覧の上IPアドレスを固定してください。よくわからない場合はBBSへご質問頂ければ案内できると思いますので気軽にご相談ください。
ブロードバンドルータ別ポート開放手順の説明
無線LANのIPアドレスを固定する場合は有線LAN側は必ずDHCPとしてください。またその逆の場合も同様です。手順の方は主要ルータメーカー別で幾つか説明記載しておきます。また複数同じカメラを設置する場合はポート番号を二台目以降より81番から変更頂く必要があります。
バッファローブロードバンドルータの場合。備考、無線ブロードバンドルータの場合ブリッジモード(アクセスポイントモードとも言う)にて動作している場合は上流のルータ(モデム等)へポート開放して頂かないと外部アクセス出来ませんのでご注意下さい。
バッファロールータに繋いでいるカメラのIPアドレスを固定するサンプル図。
- IP Address TypeはStatic IP (静的)に変更します。
- LAN IPは192.168.11.50
- SubNet Maskは255.255.255.0
- Gatewayは192.168.11.1
- DNS Server TypeはStatic(静的)
- Primary DNS Serverは192.168.11.1(8.8.8.8、GoogleパブリックDNSでも構いません)
- Second DNS Serverは空欄又は(8.8.4.4でも構いません)
入力できたらSaveを選んで保存します。
上記作業が完了できたら、ルータの設定画面を開き、ポート開放設定を一つ追加します。但し、本来ならUPnPで自動的に外部アクセス出来るはずですのでもしも、何らかの理由でカメラへの接続テストで失敗する場合であれば念の為ネットワークカメラを見ようとするとルータのログイン画面が表示されるを参考に外部アクセスをお試し下さい。それでもやはり外部アクセス失敗する場合は、何らかの理由でルータ側のUPnPサービスが働いていないのでポート開放頂く必要があります。WHR-G301Nにて説明致します。
- 新規追加に任意の名称を入力します 例 cam
- Internet側IPアドレスは変更しません。エアーステーションのままにしてください
- プロトコル TCP/UDPにチェックを入れます。
- 任意のTCPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポートは81
- LAN側IPアドレスに192.168.11.50
- 新規追加
以上で完了です。
NTTブロードバンドルータへの設定例です。カメラ側のIPアドレスは以下の通りに設定頂けます。
- IP Address TypeはStatic IP (静的)に変更します。
- LAN IPは192.168.1.50
- SubNet Maskは255.255.255.0
- Gatewayは192.168.1.1
- DNS Server TypeはStatic(静的)
- Primary DNS Serverは192.168.1.1(8.8.8.8、GoogleパブリックDNSでも構いません)
- Second DNS Serverは空欄又は(8.8.4.4でも構いません)
PR-400NEで説明致します。
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート81
- 宛先アドレス192.168.1.50
- 設定を選んで、前のページに戻るを選んで下さい。
前のページに戻ったら必ずエントリにチェックを入れて保存です。これで作業完了になります。
au提供のホームゲートウェイ、BL900HWでの設定例です。カメラ側のIPアドレスを以下のように設定頂けます。
- IP Address TypeはStatic IP (静的)に変更します。
- LAN IPは192.168.0.210(192.168.0.40から192.168.0.210の範囲が望ましいです)
- SubNet Maskは255.255.255.0
- Gatewayは192.168.0.1
- DNS Server TypeはStatic(静的)
- Primary DNS Serverは192.168.0.1(8.8.8.8、GoogleパブリックDNSでも構いません)
- Second DNS Serverは空欄又は(8.8.4.4でも構いません)
ルータへは以下の設定を一つ追加して下さい。
- LAN側ホスト192.168.0.210
- プロトコルTCP
- ポート番号はanyのチェックを外し「81」-「空欄」
- 優先度1(追加であれば2以降繰り上がりしてください)
- 設定を選んで、左上の保存を選んでください。
以上です。
簡単ですが、設定サンプルは以上です。個別のメーカーやブロードバンドルータの手順は各メーカー別の説明を参考にして設定頂けると思います。
ポート番号を変更したい
ポート番号はデフォルト81から変更する事が可能です。メニューのPortを開きます。
デフォルトポート81を変更頂くことが可能です。使えるポート番号は基本的に80番以外であれば、1024-65535までのウェルノウンポート以外なら利用可能です。LAN内のみご利用でしたら特に変更頂く必要はありません。複数台外部アクセス用で使う場合のみポート番号変更が必要になります。
その他の主な設定
その他必要な設定項目ですが、DDNSはブロードバンドルータ付属のサービスを利用できます。特にカメラ内にあるDDNSサービスを利用しなくても大丈夫です。Atermご利用でしたらホームIPロケーションを使って頂けますし、IOデータ製品ならプリセットダイナミックドメインを使えます。呼び出すアドレスに、http://myddns.com/だったとした場合、81番ポートを付加すればカメラへアクセス出来ます。例、http://myddns.com:81/。
ルータにDDNS機能がなければカメラのDynamic DNSメニューから登録して使うことが可能です。
但し使えるサービスが限定的になると思います。dyndnsは対応。マニュアルを参照していると今も利用可能かもしれませんがこのカメラ限定で、eipcam.comのダイナミックドメインが使えると思います。
- Enable(有効)にチェックを入れます。
- DDNS Providerからeipcam.com.comを選びます。
- Dynamic DNSに登録したサブドメイン名(ユーザー名になると思います).eipcam.comを登録
- 更新時間を指定
このような流れになると思うのですが、詳しくは購入先カメラ店にお尋ねください。
その他、人感センサーのメール連絡機能がサブミッションポートへ変更しないと使えません。SMTP
Configメニューから変更出来ます。smtpサーバ名とユーザー名パスワードはご契約祭のプロバイダのものを登録頂く必要があります。
送信メールの設定画面のPortの25をサブミッションポート587へ変更して設定頂ければ、連絡メールが自動的に送られて来るようにする事が出来ます。
簡単ではありますが説明は以上です。
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